コスモス薬品は株主優待の拡充など注目され17年9月以来の高値

株式市場 銘柄

■継続保有期間「1年未満」と「1年以上」に分け1年以上の株主を拡充

 コスモス薬品<3349>(東1)は17日、一段高となり、取引開始後に2万6360円(740円高)まで上げて2017年9月以来の2万6000円台に進んだ。7月12日に2018年5月期の決算と今期・19年5月期の見通し、株主優待の拡充を発表。ひきつ漉材料視されている。

 18年5月期は連結売上高が前期比11.0%増加して5579.99億円となり、今期の見通しは9%増の6100億円。初の6000億円台を見込む。純利益は今期0.1%増の176.5億円を見込み、17年5月期の過去最高額182.15億円に迫る。予想1株利益は891円43銭。

 また、株主優待は、これまで「100株以上」の株主を一律に待遇し、「お買物優待券」または「全国共通おこめ券」を贈呈していたが、18年5月31日現在の株主から、継続保有期間「1年未満」と「1年以上」に分け、1年以上の株主に対して優待内容を拡充するとした。(HC)

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