【注目の決算】CRI・ミドルウェア:「連結化効果」四半期分だけで業績予想を増額し通年寄与する来期に注目集まる

■売上高は従来予想を3%引き上げて15.50億円(前期比23%増)に

 CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は8月7日、第3四半期の連結決算(2017年10月~18年6月累計)を発表し、今期・18年9月通期の連結業績見通しを全体に増額修正した。株価は8日の前場、2175円(45円高)まで上げた。

 映像・音声・ファイルシステム・音声認識などの分野でミドルウェア(注)の開発・販売・サポートなどを行い、18年5月に画像最適化ソフトウェア開発などの株式会社ウェブテクノロジと、その販売会社を連結子会社化。この連結化効果が、まずは今9月期の業績に約4ヵ月分寄与する。このため、通期の連結業績見通しを、売上高は従来予想を3%引き上げて15.50億円(前期比では23.1%の増加)とし、営業利益は同じく5%引き上げて3.15億円(同2.7倍)に、純利益は同3%引き上げて2.17億円(同2.7倍)に見直した。

 第3四半期までの連結業績は、前期の積極的な研究開発や投資の効果が表れる形になり、急回復の大幅増益となった。ゲーム分野、組込み分野、医療ヘルス分野、などが大きく拡大し、第3四半期までの連結売上高は前年同期比14.4%増加して10.91億円となり、営業利益は同2.5倍の2.38億円となった。

 10月からの来期以降は、ウェブテクノロジ社の連結化効果がフルに寄与してくる上、連携相乗効果によるグループ事業の底上げ・拡大が目的のため、一層の業績拡大が期待できそうな情勢になってきたといえる。

【注】(ミドルウェア)ソフトウェアの中で、オペレーティングシステム(OS)とアプリケーションソフトの間に位置し中間的な働きをするソフトウェア。

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