ステラファーマ、再発髄膜腫対象のBNCT薬「ボロファラン」承認申請、無増悪生存期間は対照群の10倍超
- 2026/3/17 12:25
- IR企業情報

■第Ⅱ相試験でBNCT群の無増悪生存期間は14.4カ月、対照群の1.4カ月を大幅に上回る
ステラファーマ<4888>(東証グロース)は3月17日、BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)用医薬品「ボロファラン(10B)」(開発コード:SPM-011)について、再発髄膜腫を対象とした製造販売承認事項の一部変更申請を厚生労働省に行ったと発表した。同申請は、大阪医科薬科大学が実施した医師主導治験による第Ⅱ相ランダム化比較試験の良好な結果に基づくものだ。
同試験の主要評価項目である無増悪生存期間では、BNCT実施群が14.4カ月だったのに対し、主治医選択による最善治療を行った比較対照群は1.4カ月にとどまり、統計学的に有意な差(p=0.0157)が認められた。副次的評価項目の奏効率はBNCT実施群で27.3%を記録した一方、比較対照群では奏効が確認されなかった。さらに、BNCT実施群の1年生存率は100%、2年生存率は90.9%だった。
再発髄膜腫に対しては現在、手術や放射線治療が適用されるものの、治療効果には限界があり、国内で髄膜腫を効能・効果とする医薬品は存在しない。同薬剤は2024年9月に希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)の指定を受けており、2026年2月にはPMDAから優先審査品目に該当するとの評価報告書を受領している。優先審査の適用により、通常申請に比べて審査期間の短縮が見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















