【株式市場】米中の追加関税を受け日経平均は一時146円安だがマザーズ指数は高い

株式

◆日経平均は2万2584円18銭(60円13銭安)、TOPIXは1739.32ポイント(5.39ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億8765万株

チャート6 9日(木)前場の東京株式市場は、中国が米国の追加関税措置に対抗する形で追加関税の実施を発表したため様子見気分が漂い、トヨタ自動車<7203>(東1)などが安く始まり、日経平均も52円安で始まった後146円32銭安(2万2497円99銭)まで下押した。ただ、新日鐵住金<5401>(東1)資生堂<4911>(東1)などは高く、日経平均は次第に持ち直し、前引けは60円13銭安(2万2584円18銭)となった。東証2部指数、日経JQ平均は軟調だがマザーズ指数は高い。

 フマキラー<4998>(東2)が反発し、昨日の四半期決算を受けた下げを見直す雰囲気になり、ティーケーピー<3479>(東マ)大塚家具<8186>(JQS)に追加出資との一部報道が注目されて高い。大塚家具も堅調。
 
 東証1部の出来高概算は6億8765万株。売買代金は1兆301億円。1部上場2104銘柄のうち、値上がり銘柄数は838銘柄、値下がり銘柄数は1154銘柄となった。(HC)

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