ユーザーローカルは政府のAI総合戦略が注目されて一時ストップ高

株式市場 銘柄

■決算発表後の調整をほとんど回復

 ユーザーローカル<3984>(東マ)は28日、11時にかけて一時ストップ高の7350円(1000円高)まで上げ、14時半を回っても6950円(600円高)前後で推移。大幅高の出直り拡大となっている。

 ディープラーニングを活用したAI(人工知能)ソリューションやビッグデータ解析などを行い、政府が新たな成長戦略の一つとして「AIの総合戦略策定へ、人材育成や農業IT化、G20で世界に発信、投資呼び込みめざす」(日本経済新聞9月28日付朝刊)などと伝えられ、関連づけて材料視する様子がある。2018年6月期の業績は各利益とも連続最高を更新し、今期・19年6月期も更新する見込み。

 これを発表した翌日の8月9日に株価はストンと下押し、以後下値もみ合いを続けてきたが、ほぼ下押す前の水準を回復した。政策に売りなしと注目し直す動きが多いようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る