伊藤忠商事は業績・配当見通し増額と自己株消却が好感され後場急動意

株式市場 銘柄

■3月期末配当は従来予想を9円増額して46円の見込みに

 伊藤忠商事<8001>(東1)は10月1日、13時過ぎから急動意となり、14時にかけて8%高の2245.0円(165.0)まで上げ、大手商社株の中でも目立ってあげている。13時、今期・2019年3月期の連結純利益(国際会計基準)と期末配当の見通しを増額修正して発表し、同時に自己株式の消却も発表。注目されている。

 基礎収益が順調に積み上がっていることなどを要因として、3月通期の連結純利益の見通しは従来予想を11%増額して5000億円の見込みとし、期末配当は従来予想を9円増額して46円の見込みとした。前年同期の実績は38円。年間では前期比13円増配し83円の見込みになる。また、自己株式の消却は、発行済み株式総数の4.69%分の自社株式を10月19日付で償却するとした(HC) 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る