【株式市場】日経平均は181円高まで上げるが長続きせず次第に軟調推移

株式

◆日経平均は2万1983円72銭(27円06銭安)、TOPIXは1644.09ポイント(6.63ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億8545万株

チャート12 10月24日(水)前場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)ソニー<6758>(東1)などが高く始まり、円相場も23日の円高が一服、日経平均は取引開始後に181円08銭高(2万2191円86銭)まで上げた。その後は、円相場が朝方に比べて強含み、上海・香港株式も上値の重い展開とされ、日経平均も伸び悩み、11時過ぎには99円36銭安(2万1911円42銭)まで軟化した。前引けは27円06銭安(2万1983円72銭)だった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 古河電池<6937>(東1)は業績見通しの増額発表が好感されて東証1部の値上がり率トップとなり、アオイ電子<6832>(東2)は出来高が少なかったものの、10月中旬に業績見通しを増額修正したため26日の第2四半期決算発表が注目されるとの見方で高い。ロジザード<4391>(東マ)は主力のクラウドWMS「ロジザードZERO」にタイ語のメニューが加わったことなどがあり反発。ブロードメディア<4347>(JQS)は10月に開始した映像・音声・4K・8Kなどの大容量ファイルを高速配送できるファイル配送システムを材料視して注目する動きがあるとされて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億8545万株。売買代金は1兆2745億円。1部上場2108銘柄のうち、値上がり銘柄数は760銘柄、値下がり銘柄数は1259銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る