【経済対策と衆議院選挙に関する企業調査結果】争点は「内需拡大」が最多41.8%

■企業2,218社を対象にアンケート実施

 東京商工リサーチ(TSR)は2月3日、経済対策と衆議院選挙に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は1月30日から2月2日にかけて実施され、2,218社から有効回答を得た。1月23日に高市首相が衆議院を解散し、第51回衆議院選挙は1月27日に公示、2月8日に開票を迎える。解散から投開票まで16日間という戦後最短の選挙戦となる。

■自民党支持が53.7%で過半数、中小企業では維新・参政党が目立つ

 企業に衆院選の争点を尋ねたところ、「内需拡大の推進」が41.8%で最多となった。次いで「物価の安定」36.4%、「人手不足への対応」27.4%と続き、経営に直結する課題への政策的対応を求める声が浮き彫りとなった。政党支持率では、自民党が53.7%と過半数を占め、中道改革連合5.6%、国民民主4.5%、維新3.7%、参政党3.1%などが続いた。企業規模別では、中小企業において維新、参政党、チームみらいへの支持が相対的に高かった。

■高市政権の経済対策を75%が支持、ガソリン税廃止を高く評価

 高市政権の総合経済対策については、「支持する」との回答が75.0%に達し、企業の4社に3社が肯定的に評価していることが判明した。支持理由では「ガソリン暫定税率の廃止が盛り込まれたため」が64.7%で最多となり、「経済安全保障の強化が盛り込まれたため」40.2%、「必要充分な物価高騰対策が盛り込まれたため」36.2%と続いた。企業規模別では、大企業の支持率が80.9%、中小企業が74.6%で、大企業が6.4ポイント上回った。

■不支持理由の最多は「物価高騰対策が不十分」61.9%

 一方で、「支持しない」と回答した企業の理由としては、「物価高騰対策が不十分」が61.9%で最多となり、「財政規律に懸念があるため」が52.6%で続いた。企業は物価高対策の強化を求めるとともに、積極財政を掲げる高市政権に対して財政規律への配慮も求めている。規模別に見ると、「物価高騰対策が不十分」との回答は大企業で76.9%、中小企業で61.1%となり、大企業が15.7ポイント上回る結果となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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