【株式市場】日経平均は反落し78円安、後場はロシアの動向が注視され小動き

◆日経平均は2万7093円19銭(78円81銭安)、TOPIXは1896.31ポイント(11.74ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は盛り上がらず8億8006万株

 4月15日(金)後場の東京株式市場は、今期予想純利益を増額修正したファーストリテ<9983>(東証プライム)などは一段ジリ高基調となったが、今夜のNY株式が休場で、ロシアの攻撃がウクライナに物資を運ぶNATO軍の車両にも拡大する可能性が伝えられたことなどにより手控えムードが漂い、日経平均は前引け値より40円ほど下げ幅を縮めて始まった後72円安の2万7100円前後で一進一退のまま大引けまで小動きを続けた。昨14日の328円高から反落となった。

 後場は、クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>(東証プライム)が2月決算の黒字転換など好感され一段ジリ高となり、Gunosy<6047>(東証プライム)は業績予想の増額など好感され大引けまで買い気配のままストップ高。大真空<6962>(東証プライム)は13時に発表した業績予想の増額修正など好感され下げ幅を縮小。No.1<3562>(東証スタンダード)は2月決算と今期予想などが好感され前場の上げ幅を一段拡げて推移。

 東証プライム市場の出来高概算は盛り上がらず8億8006万株(前引けは4億7907万株)、売買代金は2兆448億円(同1兆1232億円)。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は434(前引けは301)銘柄、値下がり銘柄数は1350(同1476)銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種(前引けは4業種)が値上がりし、値上がり率上位は、保険、輸送用機器、銀行、証券商品先物、海運、石油石炭、ゴム製品、鉱業、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る