エイジアは自社株買いと同株数の自己株消却などが好感されて出直り強める

株式市場 銘柄

■3月通期の売上高の見通しを増額修正し注目強まる

 エイジア<2352>(東1)は11月1日、続伸基調で始まり、取引開始後に5%高の1390円(69円高)まで上げて出直りを強めている。10月31日の取引終了後に第2四半期の連結業績(平成30年4~9月、累計)と3月通期の売上高予想の増額修正、および自己株式の取得(自社株買い)と消却を発表し、好感されている。

 自社株買いは、取得上限株数が7万株(発行済株式総数に対する割合1.56%)、取得期間は2018年11月1日から同14日。そして、同15日付で自社株買いの取得上限株数と同数の7万株の自己株式を消却するとした。

 3月通期の連結業績見通しは、売上高を従来予想比5.3%増額して17.90億円の見込み(前期比では17.5%の増加)とした。各利益は予想を据え置き、営業利益は4.20億円の見込み(同20.6%の増加)、純利益は2.75億円の見込み(同16.4%の増加)、1株利益は68円11銭。(HC)

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