18日上場のTDSEは前場、公開価格の70%高(5440円)で買い気配

株式市場 IPO 鐘

■テクノスデータサイエンス・エンジニアリング、テクノスジャパンが大株主

 12月18日、新規上場となったテクノスデータサイエンス・エンジニアリング株(TDSE)<7046>(東マ)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格3200円を70%上回る5440円で買い気配となった。

 データ経営コンサルティング・解析支援、データ活用人材教育・組織組成支援、デジタル戦略システム構築サービスなどを行う「ビックデータ・AI(人工知能)ソリューションサービス」、および独自AI製品「scorobo」シリーズや他社AI製品などの販売による「AI製品等によるロイヤリティサービス」の提供を行う。テクノスジャパン<3666>(東1)が筆頭株主(公開前43.33%保有)。

 会社発表の今期・2019年3月期の業績見通し(個別)は、売上高13.51億円(前期比32.6%増)、営業利益1.51億円(前期比163.0%増)、当期純利益1.05億円(前期比40.2%増)、1株利益54円95銭見込む。

 公開価格はPER58.2倍になり、NTTデータイントラマート(3850)のPER30倍台、HEROZ<4382>のPER100倍台などが参考になるようだ。(HC)

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