ニトリHDが1万5000円の大台を回復、中華圏での積極展開など注目される

株式市場 銘柄

■台湾で31店舗目の「台中國光大買家店」1月11日にオープン

 ニトリホールディングス(ニトリHD)<9843>(東1)は1月8日、続伸基調となり、13時を過ぎて4%高の1万5025円(585円高)前後で推移。取引時間中としては12月13日以来、約3週間ぶりに1万5000円の大台に復帰している。年明け早々の4日、台湾で31店舗目となる「台中國光大買家店」を1月11日にオープンすると発表。昨年12月28日には中国で35店目の店舗をオープンさせており、中華圏での積極展開が注目されている。

 同社の総店舗数は、台湾で11日にオープンする新店舗を加えて571店舗目の出店になる。国内は昨年12月21日にオープンした「ニトリ太宰府店」(福岡県太宰府市)で500店舗目になる。ほかに米国でも展開している。

 今期・2019年2月期の連結業績見通しは据え置き、売上高が6140億円(前期比7.3%の増加)、営業利益は990億円(同6.0%の増加)、純利益は680億円(同5.9%の増加)、1株利益は606円13銭。純利益などは20期連続の最高益になる。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る