ペプチドリームは塩野義製薬との共同研究契約が注目され出直り強める

株式市場 銘柄

■契約一時金を受領し進捗状況に合わせて目標達成報奨金なども受領へ

 ペプチドリーム<4587>(東1)は1月24日、出直りを強め、6%高の4505円(260円高)まで上げて出来高も増加している。23日の15時、塩野義製薬<4507>(東1)との間で、脳移行性を向上させるカーゴペプチドを含む、複数のペプチド-薬物複合体(PeptideDrugConjugate、以下「PDC」)創製に関する包括的な共同研究契約を締結したと発表し、注目された。

 発表によると、この契約にともない、ペプチドリームは塩野義製薬から契約一時金(および共同研究費)を受領する。また今後、非臨床および臨床試験の進捗状況に合わせて目標達成報奨金(マイルストーンフィー)や、製品化後は売上金額に応じたロイヤルティーがペプチドリームに支払われることになるとした。(HC)

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