ナブテスコは駅のプラットホームドアなど注目され戻り高値を更新

株式市場 銘柄

■インフルエンザ流行の中、東京メトロ・中目黒駅での事故を機に連想の様子

ナブテスコ<6268>(東1)は1月25日の前場、2805円(120円高)まで上げて再び出直りを強め、昨年12月以降の回復相場で高値を更新した。油圧機器などを中心に、駅のプラットホームドアや、福祉関連機器などの開発製造も行い、この日は、東京都内などを走る地下鉄・日比谷線で1月22日に発生した転落事故や、12月決算への期待などが株高要因になったようだ。

 1月22日に東京メトロ・日比谷線の中目黒(なかめぐろ)駅で発生した会社員女性のホーム転落死事件では、インフルエンザによる影響などを指摘する報道がみられた。この事故では2万2000人が影響を受けたとされる。株式市場関係者の中には、プラットホームドアがあれば防げた事故として注目する姿勢がある。(HC)

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