【株式市場】米中関係の改善期待などでドルが買われ円安になり日経平均は一時425円高

株式

◆日経平均は2万745円28銭(412円11銭高)、TOPIXは1568.04ポイント(28.64ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億7522万株

チャート13

 2月12日(火)前場の東京株式市場は、米中通商協議に楽観的な見方があるとされ、外為市場でドルが買われ、円は祝日中から1ドル110円台の円安傾向となり、トヨタ自動車<7203>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)などが高く始まった。日経平均は112円高で始まり、ジリ高傾向。その後、米国議会が国境警備予算を巡る協議で原則合意と伝わると再びドル高・円安が強まり、11時過ぎには425円31銭高(2万758円48銭)まで上げた。前引けも412円11銭高(2万745円28銭)。東証2部指数は安いが、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

レオン自動機<6272>(東1)が急伸し、8日発表の四半期決算の進ちょく率などが好感され、ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)も進ちょく率などが好感されて高い。ラクオリア創薬<4579>(JQG)が今期の業績見通しを創業来初の黒字化予想として急伸し、バイオ株が軒並み高。トレンダーズ<6069>(東マ)は「TikTok(ティックトック)」関連事業への注目が再燃とされて大きく反発。

 東証1部の出来高概算は6億7522万株、売買代金は1兆2632億円。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は1797銘柄、値下がり銘柄数は292銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■2025年のパン屋倒産が急減、SNS発信とインバウンドが追い風  帝国データバンクは11月29日…
  2. ■「働いて働いて──」が年間大賞!多様な社会現象を映すトップテン発表  自由国民社は12月1日、年…
  3. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る