日本アクアがストップ高、業績給回復と増配に加えレオパレス21も思惑視

株式市場 銘柄

■発泡断熱材を手掛けレオ21のアパート施工不良問題も連想

日本アクア<1429>(東1)は2月11日の前場、一時ストップ高の501円(80円高)まで上げ、前引けも16%高の489円(69円高)と急伸した。前週末取引日(8日)に2018年12月期の決算を発表し、今期・19年12月期の見通しを営業、経常、純利益とも前期比8割増の急回復とし、配当(期末のみ)も1株当たり2円増の12円の増配としたため注目集中となった。

 また、同社は発泡断熱材「アクアフォーム」などを手掛けるため、アパート1324棟に施工不良問題が発生したと発表済みのレオパレス21<8848>(東1)を連想して思惑買いを入れる動きもあるようだ。レオパレス21は朝から売り気配のままストップ安の335円(80円安)に張り付き、2日連続ストップ安となっている。(HC)

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