リンクは需要予測型自動発注システムが注目されストップ高で上場来の高値

株式市場 銘柄

■昨年12月に上場し今12月期の売上高31%増、営業利益30%増を見込む

リンク<4428>(東マ)は2月19日、大幅続伸となり、後場はストップ高の1万1090円(1500円高)で始まり、11時過ぎからストップ高を交えて売買をこなしている。14日の取引終了後に発表した12月決算はほぼ想定内の着地となったが、今12月期の見通しを売上高31.2%増加、営業利益30.2%増加などとしたため注目集中となった。上場来の高値を更新している。

 2018年12月25日に上場し、自社開発の自動発注・在庫最適化ソリューション「sinops」(自社開発システム)・コンサルテーション(物流診断・改善、棚割コンサル)などを展開。前12月期決算は、ほぼ上場時に開示した業績見通し通りだったが、今12月期の見通しは売上高、各利益とも大幅拡大の見込みとし、純利益は54.0%増の1.99億円、予想1株利益は167円91銭とした。

 引き続き、需要予測型自動発注システム「sinops」の食品スーパーマーケット市場での導入実績を増やす一方で、ドラッグストアを中心とした他業態への製品・サービス展開を進め、小売業市場全体における「sinops」のシェア拡大に努める。(HC)

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