【銘柄フラッシュ】ガーラなど急伸しメディアフラッグは社名変更も材料に一段高

株式市場 銘柄

 2月27日は、ショーケース・ティービー<3909>(東1)がストップ高の150円高(891円、20.2%高)となり、26日付で「Googleしごと検索(Google for Jobs)」に最適化する構造化ツールの開発・提供を開始、と発表。注目された。

エンビプロ・ホールディングス<5698>(東1)は3日連続ストップ高となり150円高(825円、19.4%高)。引き続き、焼却灰から貴金属を回収する特許などが材料視されて2018年6月以来の900円台。

ラサ工業<4022>(東1)はV字急反発の10.3%高となって再び戻り高値に進み、引き続き「高純度黒リンの量産技術を確立」し二次電池の容量を5~7倍にする次世代負極材などへの事業化めざすとの過日報道を材料視。

北日本紡績<3409>(東2)は13.4%高となり、アラミド繊維に関わるため防災関連株と位置付けられるが明確な買い材料は不明のまま2月初からジリ高傾向。DNAチップ研究所<2397>(東2)は9.8%高となり、ここバイオベンチャー総人気の中で、第一三共<4568>(東1)の遺伝子改変による新薬候補に関する報道が思惑材料視された様子。

メディアフラッグ<6067>(東マ)は2月中旬の12月決算発表翌日に急伸してから上げに弾みがついた印象で、断続的に勢いを強めながら遂にストップ高の500円高(2508円、24.9%高)。20日には、社名を「インパクトホールディングス」株式会社とするなどの定款変更を発表し、期待が高揚。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は11.4%高となり、「テロメライシン」との併用で「12人中8人でがんが消え」などとの新聞報道への注目が再燃とされて急反発。

ガーラ<4777>(JQS)はストップ高の80円高(345円、30.2%高)となり、26日付で、スマートフォンゲームアプリ「Rappelz Mobile」(ラペルズモバイル)が韓国・台湾・中国に向けてライセンス契約と発表しており、これが注目されたとの見方。ラクオリア創薬<4579>(JQG)はストップ高の400円高(2089円、23.7%高)となり、バイオ株人気が続く中で今期黒字化の見込めるバイオベンチャーである点やチャート妙味からの出遅れが言われて再び急伸した。(HC)

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