ウチダエスコが急伸、学校向けIT機器拡大などにより業績予想を大幅増額

■全体相場の急落に逆行高、好業績株に立ち返り注目集中

ウチダエスコ<4699>(JQS)は8月26日、一段高で始まり、取引開始後に8%高の2100円(153円高)まで上げて戻り高値に進んだ。出来高も急増している。前週末取引日の23日、7月決算の見通しを全体に増額修正して発表。全体相場が大幅安となる中で、投資の基本である好業績株に注目が集まっている。

 集計中の2019年7月期の連結業績予想は、営業利益を従来予想比32%引き上げて8.19億円の見込み(前期比53.9%の増加)とし、純利益は同35%引き上げて5.67億円の見込み(同58.8%の増加)とした。

 2020年1月にサポート終了を迎えるWindows7パソコンのリプレース需要が予想以上に好調に推移したこと、並びに学校市場向けIT関連機器の需要が拡大したことにより、パソコン等のキッティング及び設置等のサービスに係る売上が伸び、利益面で計画及び予想を上回った。(HC) 

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