エードットは底打ち、20年6月期大幅増収増益予想

株式市場 銘柄

 エードット<7063>(東マ)は食品、消費財、サービス等のブランディング事業を展開している。19年6月期は大幅増収増益だった。そして20年6月期も大幅増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、7月安値で底打ち感を強めている。出直りを期待したい。

■ブランディング事業を展開

 19年3月東証マザーズに新規上場した。食品、消費財、サービス等のブランディング事業を展開している。一般消費者へのイメージアップや認知度・購買意欲向上を図るため、SPサービス、PRサービス、クリエイティブサービスなどを複合的に組み合わせて、総合的プロデュースを提供している。

■20年6月期大幅増収増益予想

 19年6月期連結業績は、売上高が18年6月期比47.0%増の21億33百万円、営業利益が52.3%増の1億89百万円、経常利益が36.5%増の1億67百万円、純利益が25.2%増の1億08百万円だった。クライアント数増加や案件規模大型化などで大幅増収増益だった。

 20年6月期連結業績予想は、売上高が19年6月期比29.0%増の27億52百万円、営業利益が52.9%増の2億90百万円、経常利益が63.1%増の2億73百万円、純利益が56.8%増の1億70百万円としている。引き続き大幅増収増益予想である。既存クライアントの収益をベースに高成長を目指すとしている。収益拡大を期待したい。

■株価は底打ち

 株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、7月安値で底打ち感を強めている。出直りを期待したい。8月30日の終値は2193円、時価総額は約51億円である。

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