ラクスは9月末の株式分割など好感され上場来の高値に向けて出直る

■今期は四半期ごとの業績予想とし第2四半期は大型のマーケティング投資など計画

ラクス<3923>(東マ)は9月2日、出直りを強めて始まり、取引開始後に5%高の3225円(165円高)まで上げ、8月19日につけた株式分割など調整後の上場来高値3425円に迫った。9月30日を基準日として1株を2株に分割すると8月30日の夕方に発表。好感されている。

 「楽楽清算」「楽楽明細」などの事務処理クラウドサービスが好調で、人手不足、働き方改革の拡大などの追い風もあり、8月中旬に発表した第1四半期の連結決算では売上高が前年同期比30.4%増加した。今期は、通期の業績計画の開示を行わず、四半期ごとの計画開示とし、第2四半期は大型のマーケティング投資などを計画する。タレントの横澤夏子さんを起用した「楽楽」シリーズのテレビCMは株式市場関係者へのウケがいいようだ。(HC)

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