DeNAは発行株数の26%規模の自社株買いなど注目され大きく出直る

■プロ野球ベイスターズの逆転勝利で高揚する様子も

DeNA<2432>(東1)は9月5日、大きく出直り、10時を過ぎては2092円(75円高)前後で推移している。4日の取引終了後、自己株式の取得状況を発表。5月に開始した自己株式の取得(自社株買い)の規模が最大で発行済株式総数の26.14%に相当する3800万株であることなどに注目し直す様子がある。

 現在実施中の自社株買いは、2019年5月13日から2020年4月30日まで、上限株数38,000,000株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合26.14%)、または総額500億円を上限に行っている。7月までは取得株数ゼロだったが、8月月間で6万3100株(約定ベース)を取得した。月間で初めての買い付けになった。

 一方、この「初取得」に加え、市場関係者の中には、プロ野球「横浜DeNAベイスターズ」が4日の阪神戦の延長10回に「筒香サヨナラ弾で2・5差!4番復帰即一発回答、4点差逆転」(スポニチアネックス2019年9月5日05:30より)と劇的な勝利を飾ったことに気を良くして注目する様子もある。(HC)

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