アクセスグループ・ホールディングスは底値圏、20年9月期収益改善期待

株式市場 銘柄

 アクセスグループ・ホールディングス<7042>(JQ)は、プロモーション事業、採用広報事業、学校広報事業を展開している。19年9月期はプロモーション費用増加で大幅減益予想だが、20年9月期の収益改善を期待したい。株価は売り一巡感を強めている。高値から約4分の1水準で底値圏だろう。反発を期待したい。

■プロモーション事業や採用広報事業など展開

 18年11月JASDAQに新規上場した。企業販促支援のプロモーション事業、就活生向け合同企業説明会・セミナー開催の採用広報事業、学生募集に関わる広報業務サポートの学校広報事業を展開している。

■19年9月期大幅減益予想、20年9月期の収益改善期待

 19年9月期の連結業績予想(8月9日に下方修正)は、売上高が18年9月期比0.3%減の45億84百万円、営業利益が63.0%減の75百万円、経常利益が70.1%減の55百万円、純利益が87.2%減の15百万円としている。

 プロモーション事業や採用広報事業におけるプロモーション費用の増加などで、原価が想定を大幅に上回る見込みだ。第3四半期累計は売上高が前年同期比4.4%減の35億21百万円、営業利益が57.2%減の1億25百万円だった。19年9月期大幅減益予想だが、20年9月期の収益改善を期待したい。

■株価は底値圏

 株価は売り一巡感を強めている。高値から約4分の1水準で底値圏だろう。反発を期待したい。9月20日の終値は1054円、時価総額は約13億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■SNSが変えた2024年選挙、デジタル時代の政治コミュニケーション  2024年は「選挙イヤー」…
  2. ■今年の漢字『変』、二年連続でトップ  帝国データバンクの調査の結果、2024年の漢字として選ばれ…
  3. ■リサイクル素材使用、サステナビリティにも配慮した機能性リュック  青山商事<8219>(東証プラ…
2025年1月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■治療薬から除雪機器まで、冬季関連企業に注目  今週の当コラムは、個人投資家が対処しやすいインフル…
  2. どう見るこの相場
    ■インフルエンザ・大雪・トランプ…投資家は今、何をすべきか  『今、そこにある危機(Clear a…
  3.  2024年後半相場では、生成AI(人工知能)関連株が高値波乱に見舞われた際、その隙間を埋める役割を…
  4.  2024年後半相場では、生成AI(人工知能)関連株が高値波乱に見舞われた際、その隙間を埋める役割を…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る