ミロク情報サービスはAIを活用した仕訳・残高チェックシステム『MJS AI 監査支援』を11月より提供開始

新製品&新技術NOW

■会計事務所向けERPシステム「ACELINK NX-Pro」と連携

 ミロク情報サービス(MJS)<9928>(東1)は、会計事務所向けERPシステム「ACELINK NX-Pro」と連携し、AIを活用した仕訳・残高チェックシステム『MJS AI 監査支援』を11月より提供開始する。

 『MJS AI監査支援』は日次、月次、年次の財務会計処理の業務において、担当者が入力した仕訳の処理ミスや処理漏れなどを自動でチェックするシステム。チェック結果は、確認が必要と思われる科目や金額が一目で分かるようレポートとして表示する。

 チェックするポイントは、前年同月などと比較しての著しい金額の増減、マイナス残高、仕訳の重複など。また、チェックルールは、1、税法などを踏まえたうえで、誤りが発生しやすいポイントを考慮しあらかじめ設定された「システム標準ルール」、2、ユーザーが設定する「オリジナルルール」の2つを任意に組み合わせてチェックすることが可能である。またAI機能により、学習データとチェック対象の仕訳データを比較し、確認が必要と思われる仕訳に対して修正提案を行う。

 これまでは、顧問先企業が作成した仕訳帳や試算表の内容を会計事務所がチェックする際、仕訳の科目や金額に誤りや異常値がないか、会計基準・税法に沿った正しい処理がされているかなどを、通帳や領収書の数値と照合しながら目視で確認する作業が発生し、手間と時間がかかり会計事務所の負担となっていた。

 この『MJS AI監査支援』は、会計事務所向けERPシステム『ACELINK NX-Pro』と連携し、会計事務所が顧問先企業から受け取ったデータに対して仕訳帳および試算表の自動チェック、チェックレポートの自動作成を行うことで、監査(チェック)時間の短縮や業務の効率化、さらには月次・年次決算の早期化にもつながり、会計事務所における人手不足といった課題を解消することになる。また、決められたチェックポイントおよびチェックルールに基づき監査が行われるため、チェックレベルが標準化され、経理知識のばらつきや担当者変更時における引き継ぎ漏れなどのリスクが軽減されるとともに、正確性が向上する。

 同社は、これまでに各種ERPシステムおよびクラウドサービスと、金融機関やECサイト、POSレジなどの取引情報データを連携し自動で取り込む機能のほか、領収書のOCR読み取り機能による自動仕訳作成など、会計データの「入力業務の自動化」を支援するサービスを提供してきた。今回の『MJS AI監査支援』を組み合わせることにより、入力だけでなく「入力内容のチェックの自動化」が可能となった。

 今後は、中堅・中小企業向けERPシステムとの連携を予定しており、経理担当者の業務負担の軽減や、正確性の向上、業務効率化を支援していく。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る