フジテック、高輪ゲートウェイシティに最新鋭エレベータ・エスカレータ92台納入

■人とロボットの共生を目指す次世代都市開発を支える

 フジテック<6406>(東証プライム)は3月27日、街びらきを迎えたJR高輪ゲートウェイ駅直結の複合再開発「TAKANAWA GATEWAY CITY」に、エレベータ・エスカレータ計92台を納入したと発表。

 TAKANAWA GATEWAY CITYは、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」と位置づけられ、人とロボットの共生など、さまざまな社会課題に取り組む。エレベータにおいては、警備、清掃、デリバリーなどのロボットとエレベータが連携し、自律的に階を移動できる仕様を採用。ロボット専用の照明制御機能と音声案内を搭載し、エレベータホールでの人の動きを誘導する。さらに、エレベータ待ちの渋滞を緩和する運行システム「EZ-SHUTTLE」も導入し、人とロボットのスムーズな縦移動に貢献する。

 今回の納入では、THE LINKPILLAR 1 SOUTHにエレベータ48台とエスカレータ32台、THE LINKPILLAR 1 NORTHにエレベータ8台とエスカレータ4台を設置。合計でエレベータ56台、エスカレータ36台、計92台となる。ロボットが利用するエレベータには、人が誤って乗車しないよう、照明制御と音声案内による誘導機能を搭載。また、オフィス用エレベータには、エレベータに乗る前に利用者の目的階を登録し、運行中のエレベータに利用者を最適配分する「EZ-SHUTTLE」を導入。これにより、移動時間を最大50%短縮し、エレベータ待ちの渋滞を緩和する。

 TAKANAWA GATEWAY CITYは、南北約1.6キロに及ぶ都心最大級のエリアに、オフィス、ホテル、商業施設、コンベンション・カンファレンス、保育園、ビジネス創造施設、複合文化施設、住宅、インターナショナルスクールなど、計5棟の施設が建設される複合再開発プロジェクトである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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