サンコーテクノの熱中症対策の新商品として販売した熱中アラーム「TT-562ST」は7月23日で販売終了

■熱中アラーム「TT-562ST」の需要が急増

 建設用あと施工アンカーの最大手であるサンコーテクノ<3435>(東2)は、工事現場のニーズをくみ取り、次々と新製品を開発することで、定評があるが、今回、熱中症対策の新商品として熱中アラーム「TT-562ST」を販売した。

 今年の酷暑を見越し、5月11日より工事現場での熱中症対策製品として、熱中症予防指針をアラーム音と数値で知らせる熱中アラーム「TT-562ST」の販売を開始した。

 ところが、この連日の酷暑のため、熱中アラーム「TT-562ST」の需要が急増し、7月23日には、今年度予定数量を販売したため、販売終了となっている。

 同社は、現場のニーズをくみ取り、製品に反映させる現場密着型の企業であることから、高機能製品を開発したり、提供したりすることで業績を伸ばしている。

 ちなみに、今期19年3月期連結業績予想は、売上高168億円(前期比2.9%増)、営業利益12億円(同3.5%増)、経常利益12億10百万円(同4.1%増)、純利益8億35百万円(同4.8%増)と増収増益を見込む。

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