マーチャント・バンカーズがSTO(セキュリティトークン化)ビジネスを積極展開

■自社保有不動産や、他社へのアドバイザリー業務として取り組む

マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は、このほど、同社グループが推進しているSTO(セキュリティトークン化)ビジネスについて、現在、サービス開始に向けて準備を進めている「ANGOO FINTECH(アンゴウ・フィンテック)」との資本並びに業務提携関係を基軸に、自社保有不動産並びに他社へのアドバイザリー業務として、同ビジネスに取り組む方針を明らかにした。

STOビジネスの展開にあたっては、国境を越えたグローバルな提携・協力体制を構築し、外部のリソースを活用しながら取り組んでいく計画だ。■国内でも介護・福祉施設、ホテル・民宿などや各種商業施設などさまざまなタイプの不動産を対象に展開

国内でも、介護・福祉施設、ホテル・民宿などの宿泊施設や各種商業施設など、安定的な収益の見込める、さまざまなタイプの不動産を対象に、STOに取り組むべく、施設の開発や、保有する施設の流動化などのニーズを持った事業者と、連携体制を構築していく。

また、不動産のオーナーに対して、専門家の立場からアドバイスを行う、不動産定士や税理士などとも連携・協力体制を構築し、案件の紹介を受け、不動産のSTOに取り組んでいく計画だ。

さらに、これらの連携体制を、STO以外の当社の不動産ビジネスに活かし、現在、賃貸用不動産の保有を中心に行っている同社の不動産ビジネスを、仲介や開発などに、幅広く展開していく。(HC)

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