ケイアイスター不動産が内覧を無人化し約100万円のコスト削減を設備などに充てた「IoT住宅」を限定販売

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■IoT機器を導入した無人案内型モデルハウスを群馬県高崎市にオープン

ケイアイスター不動産<3465>(東1)は12月3日、IOT住宅の本格稼働にともない、高崎展示場(群馬県高崎市)の無人化を図り、注文住宅「はなまるハウス」高崎展示場に、無人で内覧できるモデルハウスを同日オープンした。

■住宅の費用に一般的な営業関連経費などを削減しグレードアップ

 これにより、営業コストの節約などが促進され、増税後税込み価格で従来品に比べ約100万円のコスト削減に成功。このコスト削減効果を盛り込み、基本仕様(部材・設備)などのグレードアップに加え、IoT機器を標準仕様とした上で、税込価格で従来品(税別)と同価格とした限定商品を同日発売開始した。

■各種IoT機器を標準仕様とした限定商品を同日発売開始

 一般的に、住宅の費用には営業社員の人件費や経費などが含まれている。モデルハウスは営業社員が案内することが多く、ともすると、住宅購入希望者が求めていない熱心な営業や、長時間の商談が発生することがあり、前記の状況を考えると、無駄なコストが発生している事も少なくない。

 そこで同社では、よりお客様に負担なく住宅購入が検討いただけるようモデルハウスにIoT機器を導入し、来場予約から退室、住宅購入に必要な情報収集のサポートに至るまでを無人対応とすることで、お客様の不満の解消と購入費用の削減を可能とした。

 このモデルハウス限定販売の住宅(IoT機器などを標準仕様)では、スマート照明による子供の睡眠品質の改善など、従来のIoT機器の活用方法では解決できなかった家庭の課題に対する新たな解決方法を提案している。
 同モデルハウスは、12月3日オープンから3カ月間を目安とした期間限定の営業を予定とし、期間中の来場者60組を目標として、反響に応じて期間の見直しを行っていく計画だ。(HC)

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