淀川製鋼所が出直り強める、大阪での生産を一部福井に移管し生産と物流体制を一新

■予定投資額約76億円でタイムリーな生産・物流体制を構築

淀川製鋼所<5451>(東1)は12月13日の後場、一段と強含み、13時過ぎに5%高の2133円(93円高)まで上げて出直りを強めた。13時過ぎに「エクステリア商品に係る大型設備投資のお知らせ」を発表。注目されている。

 発表によると、近年、エクステリア商品に対するニーズはますます多様化しており、製造メーカーとしては、ニーズにお応えする細やかな機種展開と、それをタイムリーに届ける生産・物流体制の構築が必須となっている。

 これを一層進めるために、現在大阪工場で生産しているエクステリア商品の一部につき、当社福井事業所の遊休地にその生産機能を移転し、生産と物流体制の一新を図ることとした。予定投資額は約76億円。2020年6月に着工し、稼働しはじめるのは21年10月の予定とした。(HC)

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