
■モルガン・スタンレーMUFG証券が1200円引き上げて1万円に見直す
大成建設<1801>(東証プライム)は6月18日、再び上値を追う相場となり、午前11時にかけて8331円(321円高)まで上げ、約1週間ぶりに上場来の高値を更新している。同社株の目標株価をモルガン・スタンレーMUFG証券が従来より1200円引き上げて1万円に見直したと伝えられている。また、同日発売の「会社四季報・夏号」(東洋経済新報社)での評価も好感されているようだ。
モルガン・スタンレーMUFG証券は大成建設のほか、大林組<1802>(東証プライム)、鹿島<1812>(東証プライム)の目標株価も引き上げた。大手ゼネコンを取り巻く事業環境は良好とし、建築マージンのさらなる改善が見込まれる、などとしたようだ。大林組の目標株価は従来より100円引き上げて2600円に見直し、鹿島の目標株価は400円引き上げて4200円に見直したと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)