【銘柄フラッシュ】タツモが急伸し東洋ゴムは免震ゴム問題で急落後の高値

銘柄

21日は、東京電力<9501>(東1)が原発の審査を巡る最近の報道などを期待材料に前場前場12%高に迫る急伸となり、電力株が軒並み続伸となったが、後場は売買交錯に転じてあげ一服感が広がった。パナソニック<6752>(東1)は20日に社内カンパニーごとの説明会を開催とされて後場寄り後に5%近く一段高となり大引けも2.3%高で高値更新。損保ジャパン日本興亜ホールディングス<8630>(東1)は今期の業績予想などが材料視されて期待されて後場寄り後に10%近く一段高となり、大引けも7.4%高で高値を更新。免震ゴム問題の東洋ゴム工業<5105>(東1)は問題になった全建物に関する調査が完了との発表がひとまず好感された形になり、大引けは0.6%高だが問題発生による急落後の相場で高値に進んだ。

一方、LIXILグループ<5938>(東1)はドイツの子会社の破産手続きを検討との発表が手控要因になり7.5%安。エアバッグ問題のタカタ<7312>(東1)は昨日の10.2%安に続き1.8%安。

オンコセラピー・サイエンス<4564>(東マ)が後場、塩野義製薬<4507>(東1)からのマイルストン収入の発表を機に急伸し14.8%高。そーせいグループ<4565>(東マ)は引き続き市場予想を上回る業績回復などが好感されて6.7%高の大幅続伸となり、エンバイオ・ホールディングス<6092>(東マ)は今期の大幅増益予想を再評価とされて18.6%高の急伸。また、タツモ<6266>(JQS)は前週に好決算を受けて2日連続ストップ高となった軽快さや好業績が見直されたとされて再び動意を強め24.3%高となった。

 

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