ナ・デックスは17年4月期業績予想の修正と配当の上方修正を発表

株式市場 銘柄

■日本でのエンジニアリング機能を付加した設備の販売が増加

 機械商社のナ・デックス<7435>(JQS)は、17年4月期業績予想の修正と配当の上方修正を発表した。

 売上高は前回予想を1億66百万円下回るものの、営業利益は5億57百万円、経常利益は4億82百万円、純利益は4億75百万円とそれぞれ上回る見通し。

 その結果、通期連結業績予想は、売上高311億33百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益17億67百万円(同47.6%増)、経常利益17億82百万円(同51.3%増)、純利益12億55百万円(同74.4%増)と増収大幅増益を見込む。なお、一株当たり純利益は、前期の77円22銭から134円76銭となる。

 利益面において、日本でのエンジニアリング機能を付加した設備の販売が増加したこと、 また、米国・中国でも新規市場の開拓に伴い自社製品の販売が増加したことなどにより、前回予想を大幅に上回る見込みとなった。

 配当についても、好業績が見込めることから前回予想の期末配当9円を19円に上方修正することも発表した。その結果、年間配当は、第2四半期の8円を加えると27円(前期16円)となる。

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