シナネンHDグループのミノス、CARRO JAPANとGX推進に向けた共同検討を開始

■LPガス業界のCO₂削減と業務効率化を目指す

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は18日、子会社のミノス(東京都港区)が、CARRO JAPAN株式会社(東京都港区)と、LPガス業界における「GX(グリーントランスフォーメーション)貢献サービス」の企画・展開に関する共同検討を開始したと発表した。

 CARRO JAPANは、ソフトバンク<9434>(東証プライム)とTrusty Cars Pte.Ltd.(CARRO)の合弁会社であり、AIおよび車両データ解析技術を活用した車両管理ソリューションを提供している。一方、ミノスはLPガス業界向け基幹システム「Power Net G4」を展開し、業界の業務DXを支援してきた実績を持つ。

 今回の取り組みは、LPガス業界が直面する脱炭素社会への対応という課題に対し、両社の技術と知見を融合させることで、車両運行管理の高度化、業務効率化、環境負荷の低減を同時に実現することを目的としている。

 LPガス業界では、配送・検針・営業などに使用される車両がCO₂排出の大きな要因となっており、環境対策と業務効率の両立が重要な経営課題となっている。ミノスとCARRO JAPANは、業務データと車両データの連携により、車両運用の可視化と最適化を図り、GX推進に貢献する新たな価値の創出を目指す。

 共同検討では、リアルタイムでの車両位置・稼働状況の把握、稼働データに基づく車両台数の最適化、EV導入によるCO₂削減効果のシミュレーション、走行履歴の自動記録と日報作成などを通じて、環境貢献と業務効率の両立を実現するGXの確立を目指す。

 今後は、実際の業務現場での実証を通じて、具体的なサービス化に向けた取り組みを進める方針である。また、「Power Net G4」など既存システムとの連携を強化し、業界全体のデジタルインフラの発展とGX推進に寄与する構えだ。

 CARRO JAPANの朝枝聡社長は「LPガス業界は地域の暮らしを支える重要なインフラであり、AIとデータの力で『現場の足』を止めることなく、GXとDXの両立を支援していく」と述べた。

 また、ミノスの藤野和男社長は「現場で取得されるリアルなデータを活用し、GXの実現に貢献する新たな価値をCARRO JAPANと共に創出していく」と語った。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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