【株式市場】日経平均は後場296円高まで上げて戻り高値に進みコロナ安後の戻り高値を更新

株式

◆日経平均は2万3671円13銭(260円50銭高)、TOPIXは1637.98ポイント(20.29ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億6259万株

 10月19日(月)後場の東京株式市場は、日経平均がやや値を消して始まったが、米国の24時間取引でダウ平均の先物が上げているとされ、13時過ぎには前場の高値を抜いて296円53銭高(2万3707円16銭)まで上げた。ファナック<6954>(東1)野村HD<8604>(東1)三菱地所<8802>(東1)などがジリ高を続け、日経平均は大引けまで値を保ち大幅反発となった。

 後場は、トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)が一段と反発幅を広げ、前取引日の700円割れには割安感がある様子。ハウスドゥ<3457>(東1)は静岡・三島信金との提携発表などが注目され一段高。セキド<9878>(東2)は韓国の男子7人組グループ「BTS」との限定コラボ商品の10月の売上数が23倍との発表など注目されて連日ストップ高。ビザスク<4490>(東マ)は四半期決算の大幅増益などで連日ストップ高。No.1<3562>(JQS)は後場寄りと同時に増配を発表し一段高。

 東証1部の出来高概算は8億6259万株(前引けは4億2995万株)、売買代金は1兆6853億円(同8373億円)。1部上場2181銘柄のうち、値上がり銘柄数は1811(前引けは1814)銘柄、値下がり銘柄数は314(同300)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けに続き全33業種が値上がりし、値上がり率上位は、海運、ゴム製品、鉄鋼、非鉄金属、不動産、空運、倉庫/運輸、などとなった。(HC)

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