【株式市場】NY株の連日大幅高を受け日経平均は一時2万4000円台に乗る

株式

◆日経平均は2万3929円61銭(234円38銭高)、TOPIXは1639.21ポイント(11.93ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億7685万株

 11月5日(木)前場の東京株式市場は、日経平均が時間とともに上げ幅を広げ、11時10分過ぎに317円43銭高(2万4012円66銭)まで上げて今年1月22日以来の2万4000円台回復となった。米大統領選と同時に行われた議会の改選により企業増税などが先送りされる可能性が高まったとされ、NY株が連日大幅高。指数先物主導型の上げとされた。

ソニー<6758>(東1)任天堂<7974>(東1)が上げ、NY株高によるクリスマス商戦に向けた期待も加わり活況高。エーザイ<4523>(東1)第一三共<4568>(東1)は新薬承認への期待や臨床進展などで高い。北日本紡績<3409>(東2)は鳥インフルエンザ発生が材料視され大幅続伸。セルソース<4880>(東マ)は「週刊エコノミスト」最新号に取り上げられたとされて大きく出直り、リーダー電子<6867>(JQS)は四半期決算が好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は5億7685万株、売買代金は増加し1兆1578億円。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は1255銘柄、値下がり銘柄数は814銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種が値上がりし、医薬品、精密機器、情報/通信、電気機器、サービス、その他製品、金属製品、食料品、などが高い。(HC)

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