アイリッジは顧客システム連携ソリューションの提供で東芝テック、リゾームと協業

■4月1日から提供開始

アイリッジ<3917>(東マ)は、東芝テック<6588>、リゾーム(岡山県岡山市)と協業し、スマホアプリを手軽に導入できるショッピングセンター向け顧客システム(以下「同ソリューション」)の提供を4月1日に開始する。同ソリューションの利用企業は、ショッピングセンターにおけるスマホアプリを活用した販促から分析、テナントでのクーポン利用分の返還に至るまで、トータルに実現できるようになる。

 現在、新型コロナウイルス感染リスクを軽減するため、店員と消費者の接触機会を減らし、安心して買い物ができる環境づくりが求められている。短時間で効率的かつお得に買い物をしたいという消費者の声や、消費者との接点を広げたいというデベロッパーの声も上がっている。これらの状況から、スマホアプリを活用したリアルタイムな情報発信ができる販促が有効と捉え、同ソリューションを開発したとしている。

 同ソリューションは、東芝テックの店頭端末および周辺システムと、リゾームの会員販促インターフェース、アイリッジのアプリ開発・運用サービスのシステム連携により、店頭や会員サイトのデータを活用した顧客コミュニケーションの取れるアプリを、ショッピングセンター向けに提供するものである。システム連携対象サービスは東芝テックの売上管理システム「SX-7000」とテナント端末「SC Core」および顧客分析・プロモーションサービス「Direct Promotion」、リゾームの会員サイトサービス「Promotion GATE」、アイリッジのアプリ開発・運用・販促パッケージ「FANSHIP for Multi」である。「FANSHIP for Multi」を用いて開発することで、短納期かつコストを抑えたアプリ導入が可能となる。

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