ミズホメディーは新型コロナウイルス検出試薬の通期寄与などに期待強く2日連続急伸

■前期決算は純利益65%減だったが今期は4.9倍を見込む

 ミズホメディー<4595>(東2)は2月12日、9時20分に20%高の2350円(389円高)まで上げ、10時40分を過ぎても18%高前後で推移し、2日連続大幅高となっている。

 前取引日・10日の昼12時に発表した前12月期決算は売上高が35%減、純利益は65%減などとなったが、今期・2021年12月期は「スマートジーン新型コロナウイルス検出試薬」の通期寄与などによりV字回復を想定し、売上高を75.95億円(前期比80.6%増)、純利益は15.90億円(同4.9倍)を予想。期待集中となった。

 新型コロナウイルス検出試薬は、2020年3月に開発に着手し、同年8月研究用試薬として発売を開始。20年12月期の業績に寄与する期間は4ヵ月余りと短かったものの、約16万テストを出荷し、売上高は12.7億円に達した。今期は約45万テストを見込む。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る