【株式市場】NYダウ最高値や新型コロナワクチン増産など好感され日経平均は一時542円高まで上げ3万円を回復

株式

◆日経平均は3万156円48銭(484円78銭高)、TOPIXは1927.65ポイント(24.58ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億2368万株

 2月25日(木)前場の東京株式市場は、モデルナの新型コロナワクチン大幅増産、NYダウの最高値、武田薬品<4502>(東1)の国内臨床開始などを受け、株価指数の先物が先行し、日経平均は405円高で始まった後も上値を追い、10時にかけて541円58銭高(3万213円28銭高)まで上げた。前引けも上げ幅を保ち大幅高となった。

 合成ゴムの国際市況高が伝えられブリヂストン<5108>(東1)が活況高。神姫バス<9083>(東2)の燃料電池バス導入発表を受けて燃料電池用水素供給設備などの加地テック<6391>(東2)が急伸。ロゼッタ<6182>(東マ)はVR:仮想現実空間で異言語会話ができる新システムが注目されストップ高。ヨシタケ<6488>(JQS)は3月末に株式2分割との発表を受け急伸。

 新規上場のアピリッツ<4174>(JQS)は前場、買い気配のまま値がつかず、前引けは公開価格1180円を70%上回る2006円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は7億2368万株、売買代金は1兆4007億円。1部上場2194銘柄のうち、値上がり銘柄数は1546銘柄、値下がり銘柄数は545銘柄。

 また、東証33業種別指数は小売りを除く32業種が値上がりし、空その他製品、ゴム製品、金属製品、パルプ/紙、電気機器、鉄鋼、その他金融、海運、鉱業、卸売り、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る