パシフィックネットの「イヤホンガイド」に双方向の通話が可能な新機種登場

■世界遺産の見学案内ツールも含め年間約60万人が利用

 パシフィックネット<3021>(東2)の連結子会社で無線ガイドレシーバー「イヤホンガイド」などを手掛ける株式会社ケンネット(東京都中央区)は、4月上旬から、「イヤホンガイド」シリーズで初めて、トランシーバーのような双方向の通信機能を搭載した新機種『KR-400W』を発売開始した。

■「三密」リスク回避のソーシャルディスタンス用にも拡大

 「イヤホンガイド」は、観光地を中心に年間約60万人に利用されている送信機と受信機からなる無線ガイドレシーバー。「首里城-国営沖縄記念公園」の案内ツールや、「世界遺産・富岡製糸場」の見学案内ツールなどに採用されている。1997年の発売開始から観光地のほか、工場・施設案内、美術館・博物館、セミナー会場、国際会議での同時通訳、スポーツ会場での解説など、幅広いシーンで利用されている。

 また、新型コロナ拡大を受けて、「三密」リスク回避のソーシャルディスタンスに最適なツールとして、展示会場や運輸・倉庫などでの利用も広がっている。

 これまでの「イヤホンガイド」シリーズは、1台の送信機から複数台の受信機に音声伝達が出来る単方向の無線ガイドシステムだったが、新機種KR-400Wは同シリーズで初めて双方向通信システムを採用し、受信機からもリアルタイムで話すことが可能となった。また、同時に、別の受信機を持つ第三者も2人の通話を聞くことができる。

 これにより従来機種では出来なかった質疑応答の他、相互にやり取りをしながらのガイディングや、2名同時での案内が可能となり、「イヤホンガイド」の用途が増々拡大した。(HC)

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