伊藤園は「お~いお茶」の環境配慮型ペットボトル製品を拡大

■環境に配慮した製品を5月17日から販売開始

 緑茶飲料最大手の伊藤園<2593>(東1)は、「お~いお茶」ブランドから環境に配慮した製品「お~いお茶 緑茶 ラベルレス」、「お~いお茶 緑茶」「同 ほうじ茶」の280mlペットボトルを5月17日(月)から販売する。同社は2020年11月に「伊藤園グループ中長期環境目標」を策定し、環境負荷軽減に向けた取り組みを進めている。

 昨今、プラスチック製ストローの廃止やレジ袋有料化の動きが強まるなど、プラスチックごみをめぐる問題に関心が高まっている。また家庭内においても、外出自粛や在宅勤務の広がりに伴い、ごみの排出量が増加し処理にストレスを感じる方が増えている。

 今回新発売する「お~いお茶 緑茶 ラベルレス」は、100%リサイクルペットボトルを使用し、ペットボトルのラベルをなくした。プラスチックごみの削減に取り組むとともに、現代の「手軽」「時短」といったニーズに対応していく。

 また、「お~いお茶 緑茶」「同 ほうじ茶」280mlペットボトルでは初めて、東洋製罐グループホールディングス<5901>(東1)と共同開発した、殺菌剤の使用量を削減した充填方式採用し、キャップ、ボトルを軽量化した。加えて、従来はボトルのほとんどを覆っていたラベルを胴部分のみにすることで、軽量化、薄肉化を実現。プラスチック使用量を1本あたり約10.6%削減した。これは年間で約130tの削減(2020年(1-12月)販売実績ベースで換算)になる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る