【株式市場】日経平均は後場も堅調で終盤148円高まで上げ大引けも堅調反発

東証アローズ 東京証券取引所

◆日経平均は2万9053円97銭(62円08銭高)、TOPIXは1909.06ポイント(5.51ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億3708万株

 4月28日(水)後場の東京株式市場は、円安の進行などを受けてトヨタ自<7203>(東1)が一段と強含んで始まりジリ高となるなど、主力株の一角が強い一方、JR東日本<9020>(東1)はコロナ拡大警戒などで軟調。日経平均は14時過ぎまで2万9100円前後で横ばいを続け、その後147円81銭高(2万9139円70銭)まで上げる場面があった。大引けはダレたが反発した。

 後場は、今期増益率拡大予想の決算だった富士電機<6504>(東1)が一段ジリ高となり、昼に業績・配当予想の増額、最高益予想を発表した加賀電子<8154>(東1)が持ち直し、同じく3月決算を発表した新内外綿<3125>(東2)は急伸し大引けまで買い気配のままストップ高。AMIDA・HD<7671>(東マ)は6月末の株式分割と本日の決算発表期待で一段高。東洋合成<4970>(JQS)は決算上振れ期待などが言われて一段と出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は12億3708万株(目引けは5億5441万株)、売買代金は2兆7025億円(同1兆1447億円)。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は628(前引けは900)銘柄、値下がり銘柄数は1481(同1147)銘柄。

 また、東証33業種別指数は19業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位は、証券/商品先物、鉱業、輸送用機器、その他製品、電機機器、不動産、保険、ゴム製品、石油/石炭、非鉄金属、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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