【株式市場】値動き軽量な材料株が人気化し日経平均は後場2万9000円をはさんで一進一退を続け反発

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万9019円24銭(77円72銭高)、TOPIXは1960.85ポイント(1.66ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億4592万株

 6月7日(月)後場の東京株式市場は、正午に特別配当と自社株買いを発表した東芝<6502>(東1)が瞬間的に上げたものの最大でも3%高にとどまり、前場上げた日本郵船<9101>(東1)や芝浦メカ<6590>(東1)は一進一退に転換。日経平均は中盤に100円高の場面があったが、総じて60円高の2万9000円前後で大引けまで小動きとなった。TOPIXも大引けは堅調でともに反発した。

 後場は、コナミ<9766>(東1)が今週末開催の世界最大規模の国際ゲーム展「E3」に期待とされて一段ジリ高。祖業の分離を発表したオリンパス<7733>(東1)は前場上げたまま値を保って推移。セブン工業<7896>(東2)と東京ボード<7815>(東2)、テーオーHD<9812>(JQS)は住宅用木材高が言われて14時過ぎから再び急動意となりストップ高。チームスピリット<4397>(東マ)は主製品の導入先拡大順調とされ出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は9億4592万株(前引けは4億8532万株)、売買代金は2兆1910億円(同1兆1044億円)。1部上場2193銘柄のうち、値上がり銘柄数は1052(前引けは1114)銘柄、値下がり銘柄数は1036(同950)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは17業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、サービス、情報通信、その他製品、精密機器、水産農林、建設、不動産、小売り、卸売り、証券商品先物、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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