神戸製鋼所は世界的なESG(環境・社会・ガバナンス)投資指数への選定など好感され反発

株式市場 銘柄

■「FTSE Blossom Japan Index」は日本の年金基金も採用

 神戸製鋼所<5406>(東1)は7月6日、反発基調で始まり、取引開始後は714円(11円高)まで上げて出直りを強めている。ロンドン証券取引所グループが算出するESG投資の代表的指数に選定されたと5日付で発表し、注目されている。

 5日、世界的なESG(環境・社会・ガバナンス)投資指数である「FTSE4Good Index Series」ならびに「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に初めて選定されたと発表した。

 後者の指数は、日本企業に特化して、環境、社会、ガバナンスを調査・選定したもので、世界最大規模の公的年金積立金管理・運用組織である「GPIF」(年金積立金管理運用独立行政法人)も、ESG投資指数のひとつに採用しているという。

 また、6日付の日本経済新聞・朝刊は、「東大・神鋼など、メモリー動作2倍速に、新材料開発」と伝え、こちらも買い材料視されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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