QLSホールディングスが後場急動意、株主優待制度の新設を好感

■3月末に500株以上を保有する株主を対象に開始

 QLSホールディングス<7075>(名証ネクスト)は3月14日の後場寄り後に急動意となり、一時11%高の1250円(119円高)まで上げて昨年来の高値に進む場面があった。本社は大阪で、認可保育所の運営、訪問介護事業等を行い、昼12時30分に株主優待制度の新設を発表。好感買いが集中した。

 新設する株主優待は、2024年3月31日時点の当社株主名簿に記載または記録された500 株(5単元)以上の同社株式を保有する株主を対象に、こども商品券(3000円分)を贈呈する。次年度以降の制度内容については決定次第お知らせするとした。

 株主還元としては1株当たり20円の配当のみとしていたが、「株主の皆様の日頃からのご支援に感謝するとともに、当社株式の投資魅力を高め、より多くの方々に当社株式を保有していただき出来高や流動性を高めること、及び当社グループに対するご理解をより深めていただくことを目的として、ささやかではありますが、株主優待制度を導入することと」した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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