【株式市場】日経平均は直近の続落幅を一気に回復し大幅反発だが後場は無風商状でほとんど動かず

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8569円02銭(628円60銭高)、TOPIXは1953.33ポイント(40.95ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億3577万株

 7月12日(月)後場の東京株式市場は、味の素<2802>(東1)や花王<4452>(東1)が一段と強含み、五輪の無観客化で恩恵を受けそうな銘柄とされた一方、三越伊勢丹HD<3099>(東1)も一段ジリ高となり、こちらは人流活発化の関連株。日経平均は取引開始から上げ幅600円台でほとんど動かず、14時過ぎまで高値と安値の幅が50円ほどで推移。大引けは直近3日間の続落幅を一気に回復し大幅に反発したががほとんど小動きだった。

 後場は、トナミHD<9070>(東1)が一段ジリ高となり、アクアライン<6173>(東マ)は一段と上げてストップ高。山陰地区などの豪雨による特需期待の見方。ゼット<8135>(東2)は大谷翔平選手の活躍が材料視され中盤から一段と上げストップ高。上場3日目のコラントッテ<7792>(東マ)は急反発。ジオマテック<6907>(JQS)はFPD関連受注の拡大観測などが言われ出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は10億3577万株(前引けは5億5262万株)、売買代金は2兆3803億円(1兆2497億円)。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は2010(前引けは2004)銘柄、値下がり銘柄数は149(同128)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは32業種)が上げ、値上がり率上位の業種は、機械、金属製品、電気機器、倉庫運輸、建設、非鉄金属、サービス、ガラス土石、鉄鋼、化学、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る