【株式市場】半導体株など重く日経平均は朝方一時400円安だが2万8000円を割った後は底堅い

東京証券取引所

◆日経平均は2万7974円72銭(304円37銭安)、TOPIXは1934.53ポイント(5.08ポイント安)、出来高概算(東証1部)は4億6807万株

 7月16日(金)前場の東京株式市場は、NY市場でダウ続伸、NASDAQ続落となったためか、日本製鉄<5401>(東1)やトヨタ自<7203>(東1)は取引開始後に高くなったまま堅調に推移した一方、信越化学<4063>(東1)などは戻しきれず軟調に推移。日経平均は取引開始後に431円74銭安(2万7847円35銭)まで下押したが、2万8000円を割った後は底堅くなり下げ幅300円台で推移した。

 ジェイリース<7187>(東1)が業績予想の増額修正などを好感されて急伸し、三機サービス<6044>(東1)は自社株買いなどが好感されて急伸。パシフィックネット<3021>(東2)は引き続き「ウインドウズ11」登場への期待が言われて出直り継続。ビザスク<4490>(東マ)は第1四半期の大幅増収増益などが好感されて急伸。シキノハイテク<6614>(JQS)は信用取引規制の解除が好感され急伸。

 新規上場のラキール<4074>(東マ)は買い気配で始まり、前引けが迫った11時26分に公開価格1400円を77%上回る2480円で初値をつけた。その後2700円まで上げ、前引けは2623円。

 東証1部の出来高概算は4億6807万株、売買代金は1兆326億円。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は1118銘柄、値下がり銘柄数は940銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が上げ、海運、鉄鋼、証券商品先物、非鉄金属、繊維製品、輸送用機器、ガラス土石、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る