アステナHDグループが新型コロナ治療薬開発の臨床試験に用いる経口投与治験薬製剤の製造を受託

■オンコリスバイオFが開発中、経口投与が可能な治療薬として注目

 アステナホールディングス(アステナHD)<8095>(東1)の子会社スペラファーマ株式会社は、このたび、オンコリスバイオファーマ(オンコリスバイオF)<4588>(東マ)が現在開発中の新型コロナウイルス感染症治療薬『OBP-2011』について、治験薬製剤のGMP(国際規範に基づく省令に準拠した)製造を受託することで基本合意した。アステナHDが7月19日の夕方、発表した。

 オンコリスバイオFが開発中の新型コロナウイルス感染症治療薬候補『OBP-2011』は、新型コロナウイルス感染症のウイルス増殖を抑制する経口投与が可能な治療薬として開発が進められている。

 既に、原薬の製造は、スペラファーマの子会社のスペラネクサス株式会社(旧:岩城製薬株式会社)が受託している(2021年3月22日付公表)が、今回、スペラファーマは、臨床試験において経口投与するための治験薬製剤のGMP製造を受託した。22年3月までに納品完了することを目標としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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