【株式市場】材料株の売買が活発で海外高も好感し日経平均は大幅反発

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万152円55銭(161円73銭高)、TOPIXは1630.47ポイント(13.81ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億9921万株

チャート15 19日前場の東京株式市場は、欧州株の全面高やNY株の1万8000ドル台回復などが好感され、日経平均は朝寄り後に203円63銭高(2万194円45銭)まで上げた。自動車株や電機・精密、機械などだけでなく百貨店、繊維、海運なども高く、トヨタ自動車<7203>(東1)は米国人幹部が逮捕と伝えられたが堅調。東証マザーズ指数は小反落だが日経JASDAQ平均は反発となっている。

 さが美<8201>(東1)が引き続き経産省の「きものの日」構想などに期待が強く大幅続伸となり、ジャムコ<7408>(東1)はエアバスからの受注報道などが好感されて急伸。寿スピリッツ<2222>(東1)も続伸し、トランスジェニック<2342>(東マ)は「臓器ヒト化マウス」に関する国際特許などが好感されて連日ストップ高。昨日上場して初値がつかなかったデジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>(JQS)は10時27分に公開価格1300円に対し4500円で初値が付き、高値は4635円、前引けは4500円。

 東証1部の出来高概算は9億9921万株、売買代金は1兆1124億円。1部上場1886銘柄のうち、値上がり銘柄数は1380銘柄、値下がり銘柄数は367銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る