【チャート診断】コニカミノルタは短期で戻り試す展開、中期では調整継続か

チャート診断

コニカミノルタ<4902>(東1・売買単位100)は、25日線を下回っている期間が約8日間となり短期的には戻りが見込めそうだ。ただ、戻しても1600円手前の壁を抜くことができるかどうかは難しいところだ。逆に、そこまで戻して上値を伸ばせないようだと再度、下押す可能性があり、その場合は1340円前にある大きい窓を埋めに行く可能性は考えておくところだろう。短期的には狙うことができても中期スタンスでは深追いは慎重にしたい。

創業が1873年で写真及び石版材料の取扱から始まる。創業142年の老舗。1940年には国産初のカラーフィルム「さくら天然色フィルム」を発売した。現在、情報機器を主力として産業用資材機器、ヘルスケアに展開。従業員数4万1600人で年商約1兆1100億円、150カ国にサービス体制を持ち海外売上比率は約8割と高い。発行済株式数約5億1100万株の大型株、今期ROE10%乗せ見通しもあって外国人持株比率約45%と高い。有機EL、円安などのテーマで動くことが多い。

リーマンショック時でも赤字なく業績安定感はある。前期は3年前比較で売上げ約32%増、営業利益で約69%増と成長性もある。

月足では24カ月線に沿ったジリ高は不変といえる。

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