【株式市場】NY最高値など受け日経平均は朝方に488円高のあと一進一退を続け大幅高

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7931円78銭(383円78銭高)、TOPIXは1931.04ポイント(26.63ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億863万株

 7月26日(月)前場の東京株式市場は、オリンピック開幕に関する連休中にNY株が一段高となり主要指数が最高値を更新したことなどを受け、電気・精密、自動車、機械などが軒並み上げて始まり、米景気への期待などから鉄鋼、造船なども高い。日経平均は株価指数先物の先行高を受け442円高で始まったが、取引開始直後の488円47銭高(2万8036円47銭)を高値に一進一退となり伸び悩んだ。

 東京五輪で知名度やブランド向上の期待される銘柄に注目が集まり、モリト<9837>(東1)は新種目・スケートボードで初代金メダリストとなった堀米雄斗選手のスケボーに関連とされて11時頃から急伸。ヨネックス<7906>(東2)は大坂なおみ選手や桃田賢斗選手ほかが同社製ラケットで快勝とされ3年ぶりの高値。ブティックス<9272>(東マ)は秋田銀行<8343>(東1)との提携発表が材料視され戻り高値。グラフィコ<4930>(JQS)は6月決算の発表に期待強まるとされて出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は5億863万株、売買代金は1兆1918億円。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は1887銘柄、値下がり銘柄数は235銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種が上げ、鉄鋼、繊維製品、鉱業、海運、精密機器、などが高く、で下がり下業種は電力ガスのみ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る